1005『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第8号/2014年夏号

書誌情報:アカデミック・リソース・ガイド株式会社,151頁,本体価格2,500円,2014年9月30日発行,ISSN: 2187-4115

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第8号は,第2回LRGフォーラムを「社会インフラとしての図書館――日本から,アメリカから」を収録している。猪谷千香「知のセーフティネットとしての図書館」,菅谷明子「未来をつくる図書館の思想」,菅谷・猪谷クロストーク「デモクラシーの根幹と図書館」,仲俣暁生「図書館を「主語」から「動詞」へ」がその内容だ。
特集は「教育委員会制度の改革」(猪谷)で,教育委員会制度改革と図書館の教育委員会から首長部局への移管を考える趣旨だ。新藤宗幸,糸賀雅児,嶋津隆文,新出のインタビューと首長部局所管図書館リスト(嶋田綾子)で構成されている。
さて,愛媛大学図書館では岡本真編集兼発行人を招いての学術講演会「大学の変革と大学図書館の課題」を明日開く(→http://www.ehime-u.ac.jp/news_pickup/detail.html?new_rec=12142)。16日(木)には学生むけのワークショップ「還りたくなる母校――大学図書館を中心に――」の講師もお願いした(→http://www.ehime-u.ac.jp/society/open_project/detail.html?new_rec=12146)。