498浜本・早田ペア,優勝(卓球ワールドツアー・グランドファイナル)

女子ダブルスの浜本由惟早田ひなペアが香港の杜凱栞(DOO Hoi Kem)・李皓晴(LEE Ho Ching)ペアに 4-2 (11-8, 15-17, 11-9, 9-11, 11-8, 12-10) で勝ち,優勝した。浜本が繋ぎ,早田が決める作戦が奏功した。早田はU21女子シングルスでも杜凱栞を 4-1 (11-8, 7-11, 11-8, 13-11, 11-7) で降し,二冠となった。
男子ダブルスの森薗政崇・大島祐哉ペアは韓国の鄭栄植(JEOUNG Youngsik)・李尚洙(LEE Sangsu)ペアに 2-4 (11-5, 11-2, 10-12, 9-11, 7-11, 4-11) と逆転負けし,惜しくも準優勝にとどまり昨年に続く連覇はならなかった。第1,第2ゲームは森薗のチキータ,大島の強打が決まり楽勝ペースだったが,第3ゲームを落としてから流れが完全に変わった。コースが読まれ,逆に韓国ペアのレシーブが決まり始めた。
U21男子シングルの村松雄斗は決勝で台湾の廖振廷(LIAO Cheng-Ting)に負け準優勝にとどまった。廖の強打はチョッパーに弱いというこれまでの台湾選手の印象を覆すほど強烈だった。
昨日の女子シングルス準決勝の平野美宇石川佳純は,ドイツのハン・イン(HAN Ying)と中国の朱雨玲(ZHU Yuling)に歯が立たなかった。平野はハン・インのカットに完全に翻弄された。とくにバックカットをオーバーミスしていた。石川は第1ゲームをリードしながらジュースで負け,朱のスピードに圧倒された。
シングルスの決勝は男子が馬龍(MA Long)対樊振東(FAN Zhendong),女子がハン・イン対朱となっている。現在進行中だ。