1800ジョン・ステュアート・ミル著竹内一誠訳『大学教育について』

書誌情報:岩波文庫(白116-10),178頁,本体価格540円,2011年7月15日発行

ある授業で音・輪読している。1年目は『資本論』([isbn:9784406063753])を,2年目には『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』([isbn:9784003420935])を音・輪読し,前者については第1篇「商品と貨幣」までを,後者については第2章「禁欲的プロテスタンティズムの天職倫理」の第1節「世俗内的禁欲の宗教的諸基盤」までを読むことができた。
古典研究も新しい科学研究もひとしく教育的価値があるとするセント・アンドルーズ大学名誉学長就任講演(1867年2月1日)の本書は,現代の学生にも多少は響くところがあるかもしれないと期待している。