011プラハ国立美術館展

プラハ国立美術館展――ルーベンスブリューゲルの時代――」(愛媛県美術館,2008年2月9日〜3月30日)を鑑賞。昨年からの巡回展の掉尾を飾るもので,ルーベンスブリューゲル工房の,いわゆるフランドル美術の黄金期の作品を展示していた。生憎,図録は完売で入手できなかった。カトリック社会で受容された宗教画や歴史画とプロテスタントによって愛好された農村風景や静物との対照が目を引いた。フランドル美術の多様性の一端を見ることができた。なかでも自由学芸を賛美する小品にしばし足を止めて見入ってしまった。
作品数が70点ほどでじっくり見ることができた。

    • 2007年6月9日(土)〜7月22日(日)Bunkamuraザ・ミュージアム
    • 2007年7月28日(土)〜9月2日(日) 鹿児島市立美術館
    • 2007年9月8日(土)〜10月14日(日)山梨県立美術館
    • 2007年10月20日(土)〜12月2日(日) 奥田元宋・小由女美術館
    • 2008年1月2日(水)〜1月23日(水)そごう美術館
    • 2007年2月9日(土)〜3月30日(日)愛媛県美術館