2008年11月26日発行の最新号(通号156号)が届いた。図書館を前提にした議論・紹介と図書館の相対化を展望する議論とが混在していておもしろい。東京大学の「知の構造化」は図書館という入れ物,機能を必要条件とはしていない。図書館の将来については,「学術情報電子化の時代において図書館は不要」(土屋)を支持する。「誰も来ない図書館」が理想だとすれば,ライブラリアンはどう反応する?。
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- http://www.maruzen.co.jp/business/edu/lib_news/(今日時点でまだアップされていない)
執筆者 | タイトル |
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小宮山宏・吉見俊哉 | 知の構造化がめざすもの |
土屋俊 | 誰も来ない図書館 |
畠山珠美 | (特集 国際基督教大学図書館 大学教育と図書館の好ましい関係)ICU図書館の挑戦 |
山本裕之 | (特集 国際基督教大学図書館 大学教育と図書館の好ましい関係)ICUの高い貸出冊数を支える仕組み |
黒澤公人 | (特集 国際基督教大学図書館 大学教育と図書館の好ましい関係)自動化書庫は図書館の名脇役 |
宮澤彰 | 連載 図書館のRFID 『国際標準化の動き』 |
大浦弘樹 | シリーズ ラーニングリソースの展開(4) 批判的読解の学習を支援するソフトウェア 「MEET eJournal Plus」 |
吉岡利之 | 読書家・愛書家へ贈る BOOKLIST |
井之口慶子 | 「知の交流」の支援者として |