042愛読に感謝

すぐ傍にあるお寺から除夜の鐘が聞こえてきた。数日前に,年末年始などというのも「横暴な切り刻みの規則性を押しつけ」たものと書いたばかりだが,少しは感傷的な深夜を迎えている。
読みかけの本のなかに(後日紹介予定),「新しい,すばらしい著者,執筆者というものは,すでに存在した知的素材にサムシングを加えたものでなければならない」という言葉があった。book review と銘打っているブログを書いている評者への励ましと受けとめた。紹介だけなら誰でもできる。「サムシング」がないといけないのだ。
ではまた明日お会いしましょう。