062黒光茂樹・茂明展

明日までの企画展ということで黒光親子展に行ってきた。黒光茂樹(1909-1993)は旧徳田村(現西条市丹原町)に生まれ,16歳で京都の金島桂華の書生になる。その後京都市立絵画専門学校(現京都市立芸術大学)で福田平八郎の指導を受けた日本画家である。
茂明(1946-)は茂樹の次男で,父親と同じ京都市立芸術大学出身の日本画家である。
本企画展には初公開の作品も含めて親子の42点(茂樹10点,茂明32点)が展示されていた。茂樹の花鳥や大地,茂明の草花,木々には遠く郷里・西条の匂いがする。日本の四季の移ろいも見事に描写されていた。


  • 出展作品リスト(【】記載以外は個人蔵)
    • 黒光茂樹
    • 黒光茂明
      • 秋彩
      • 椿樹の森に
      • 秋舞う頃に
      • 松風歴歴
      • 風樹青青
      • 爛樹
      • 爛漫に
      • 森からは
      • 松韻
      • 牡丹
      • 野に咲く
      • 椿
      • 白鹿の子百合
      • 椿
      • 紫陽花
      • 牡丹
      • 錦秋
      • 蛍袋
      • 南天
      • 桜花【西条市蔵(西条市丹原文化会館緞帳原画)】
      • 秋桜(コスモス)【成川美術館蔵】
      • 白フクロウ【今治市大三島美術館蔵】
      • 蒼蒼樹林
      • 森の
      • 土に咲く
      • 櫻風
      • 花菖蒲
      • 椿
      • 山百合
      • 爛漫