537玄人はだしの西洋経済古書サイト

素人とは到底思えない西洋経済古典書を収集し資料を公開しているサイトを知った。「(滋賀県草津市在住の元サラリーマンである(H21.3退職)」と記しており,そこいらの経済学者を凌ぐコレクションをお持ちである。「このサイトを造ったのは,そろそろ歳で,くたばりでもしたら,家族から見ればゴミとしか見えない本の山を,一括して廃棄されかねないからである。少しは価値のあるものを記録に留めて置こうと思ったのである」。「サラリーマン時代からの小遣いの範囲で収集した」と謙遜されてもいるが,ともかくすごいの一言だ。
これだけの貴重本を持っている大学教員は数えるほどだろうし,大学図書館もそうない。すくなくとも愛媛大学図書館をはるかに凌ぐ。「ネット上では「アカマック」がいつの間にか見られなくなっている(後略)」(→http://bookman.blog.eonet.jp/yoroku/2011/05/post-6b06.html)ことはないのでご心配なく。ただここ数年全く手入れをしていない。
本体の「稀書自慢 西洋経済古書収集」は一見の価値がある。