210聴覚障害者の体験ゲーム「モコゲーム」

評者の指導院生原田美藤(みふじ)さんが主宰するNPOモコクラブが東京学芸大学で体験授業をするとのことだ。ニュースリリース用より転載して紹介する。

NPOモコクラブ(愛媛県)は,日本財団の助成を受け,聴覚障害者の体験ゲーム「モコゲーム」の普及活動を推進しており,この度,東京学芸大学で大学生を対象に同ゲームの体験授業を下記の通り開催します。
「モコゲーム」とは,声を出さずに生活を体験してみることで聴覚障害を体験し,聴覚障害者への理解を深めるためのゲームです。これまで日本では,車いす体験やアイマスク体験など,身体や視覚障害の体験については比較的普及が進んでいましたが,聴覚障害については同様のものがなく,理解が難しいとされてきました。モコゲームは聴覚障害を体験する日本で初めてのゲームで,2006年に設立されたNPOモコクラブが,日本財団の助成を受け,教育現場などを中心に普及に努めています。これまで,地元愛媛県の小学校や筑波技術大学などで体験授業や研修を行ってきましたが,東京で開催されるのは今回が初めてです。

  • 日 時:2009年5月25日(月)10:30〜12:00
  • 場 所:東京学芸大学C402号室
  • 主 催:NPOモコクラブ
  • 助 成:日本財団 
  • 対 象:大学生40名

《このリリースに関するお問い合わせ》