207男子ベスト8,女子ベスト4(卓球ワールドチームカップ)

UAEのドバイで開かれている ITTF ワールドチームカップで,男子(森薗政崇,大島祐哉村松雄斗)は準々決勝でベストメンバーのポルトガルに 2-3 と惜敗した。1番と5番の村松は,フレイタス(WR10)とモンテイロ(WR41)にともにゲームオールのジュースだった。フレイタス戦は最終ゲーム 5-8 から盛り返した。また,モンテイロ戦でも最終ゲーム 3-9 から盛り返すも,ともに 11-13 で惜しい試合だった。18歳の村松にとってはしびれるような試合だったにちがいない。ITTF では「劇的な幕切れ」と報じていた(→http://www.ittf.com/_front_page/ittf_full_story1.asp?ID=38195&Competition_ID=2500&)。若手トリオの日本チームには決勝まで行って最強中国と対戦して欲しかった。
女子(平野早矢香石垣優香,森薗美咲)は準決勝で予選で第4シードの香港に,準々決勝ではドイツに勝った北朝鮮に 0-3 と負け決勝に進めなかった。2シングルス,1ダブルスとも試合は競ったものの零封されてしまった。
中国は男女ともベストメンバーをエントリーしている。ユニホームの袖に DUBAI と縫い付けていることとも関係しているのかどうかはわからないが,このワールドチームカップには並々ならぬ意欲を見せている。1ダブルスを第3試合に挟むオリンピック方式の団体戦であり,意外にダブルスの結果が勝敗を分ける。男子準決勝の対台湾戦では許・樊のダブルスがよもやのゲームオールまでいっていた。
男子は中国対(これからおこなわれる)ポルトガルオーストリアの勝者,女子は中国対北朝鮮になる。女子は現地時間で午後1時,男子は同午後4時30分開始予定だ。