076森薗,浜本決勝進出ならず(卓球ワールドツアー・グランドファイナル)

ITTFワールドツアー2013・グランドファイナル(アラブ首長国連邦・ドバイ)のU21で準決勝に進んだ男子の森薗(第1位)と女子の浜本(第2位)とも準決勝で敗退し,決勝に進めなかった。森薗(WR76)はフランツィスカ(ドイツ,WR48)に0-4で,浜本(WR77)はリン・イエ(シンガポール,WR65))に2-4だった。ともに世界ランキング上位者が相手だった。
男子シングルスは2回戦で中国選手と対戦した張一博(WR42),丹羽孝希(WR18),高木和卓(WR36)はそれぞれ第1シード馬龍(WR1)に1-4,王皓(WR4)に1-4,張継科(WR3)に1-4と敗退した。3選手とも各ゲームの8点前後までは競ってはいた。中国選手の実力はさすがだ。30歳になった王皓は丹羽のストップやチキータをものともせず要所でバック強打を決めていた。
唯一塩野真人(WR47)がガオ・ニン(シンガポール,WR20)との接戦をものにし4-3で振り切った。カットマンらしい0-3からの劣勢を挽回し,最終ゲームも瀬戸際からの大逆転だった。準々決勝では2回戦でオフチャロフ(ドイツ,WR6)に4-3で勝った金珉鉐(韓国,WR29)と対戦する。
準々決勝では馬龍(WR1)と張継科(WR3),王皓(WR4)と樊振東(WR5)の中国選手同士の対戦がある。