414張本智和,U21で決勝進出(卓球ワールドツアー・ジャパンオープン)

U21男子シングルスの準決勝で張本(WR190)はラテンアメリカ大会優勝者でいち早くリオ・オリンピック出場を決めていたブラジルのカルデラノ(CALDERANO Hugo,WR62)に 3-0 (11-8, 11-9, 11-9) で勝ち,明日の決勝に進んだ。カルデラノはもうすぐ20歳になるパワーヒッターで,ヨーロッパのチームで活躍している。今大会はU21で宇田,及川,シングルス予選では木造という日本の若手トップ選手を圧倒していた。シングルスでは予選トーナメントを勝ち上がる実力を持っている。
張本は予選トーナメントの最終戦で大島に負け,2週間前にベスト8に入ったスロベニアオープンに続く本戦出場はならなかった。男子では村松,大島,神,松平健太,高木和,塩野,女子では佐藤瞳,前田,石垣,森薗美咲,早田が予選を突破した。
男子ダブルスの1回戦では第1シードの森薗・大島ペアがブラジルのカルデラノ・ツボイ(TSUBOI Gustavo)ペアに負けたが,丹羽・吉村ペアはフランスのフローレ(FLORE Tristan)・レーベソン( LEBESSON Emmanuel)ペアに勝ち,明日中国の馬・許ペアと対戦する。
女子ダブルスでは橋本・佐藤ペアは敗退したが,浜本・早田ペアが勝ち,シンガポールのペアと対戦する。
男女のシングルスは明日から本戦トーナメントが始まる。1回戦から見逃せない試合が多い。