516張本,決勝進出(卓球ワールドツアー・インドオープン)

インドオープン(ニューデリー,2月14日〜19日)で張本智和(WR69)の快進撃が続く。2回戦で酒井明日翔(WRなし)に 4-2 (11-9, 11-7, 13-15, 11-7, 11-13, 11-7),準々決勝でオーストリアのガルドス(GARDOS Robert,WR46)に 4-2 (4-11, 11-7, 11-8, 8-11, 12-10, 11-6),準決勝でインドのアチャンタ(ACHANTA Sharath Kamal,WR62)に 4-2 (11-7, 5-11, 11-7, 11-13, 11-9, 11-9),で勝ち13歳237日で決勝進出を果たした。
張本はU21では準決勝で負けていた。U21を制したのは酒井。その酒井は1回戦で第2シード・ベラルーシのサムソノフ(SAMSONOV,WR8)に 4-0 で勝っていた。ガルドスもアチャンタオーストリアとインドの国の代表選手である。アチャンタは2回戦で村松雄斗(WR24)に完勝していた。
決勝の相手は第1シード・ドイツのオフチャロフ(OVTCHAROV Dimitrij,WR5)。オフチャロフは先々週のヨーロッパトップ16,先週のDHSスイス大会で優勝していて好調である(水谷は準決勝でフレイタスに 3-4 と惜敗している)。今大会は準々決勝で大島祐哉(WR39),準決勝で丹羽孝希(WR19)にともに 4-3 と粘り倒して決勝に進んだ。大島は一昨年オフチャロフに勝っており,1-3と劣勢からの挽回は見事だった。丹羽は1-0,3-2とリードする展開から逆転された。
男子ダブルス決勝には森薗政崇・大島ペア(現地時間19:30),女子決勝には森さくら(WR35)(現地時間20:00)が登場する。森はU21女子シングルスとの二冠を狙う。男子シングルスは現地時間20:45開始予定。