2008年度文科省「質の高い大学教育推進プログラム」に採択された大分大学「学問探検ゼミを核とした高大接続教育」のシンポジウムに参加した。
基調講演が荒井克弘「高大接続の質保証」,大分大学の取組を紹介した報告の2本立てだった。大学進学の質保証と高大接続という基調講演とプログラムの取組紹介とがそのまま並立している印象を持った。荒井講演では,大学入試センター研究開発部の調査によると1981年から98年の大学入試センター試験の標準化研究では科目学力(英語と数学)の低下が認められなかったこと,しかし大学入試における試験科目の削減・履修科目の減少・推薦・AO入試の増加によって幅が狭く奥行きのない学力低下があるのではないかという指摘に注目した。
大分大学のプログラムの取組は経済学部のそれであり,全学としての取組になっているのかどうかについてはわからずじまいだった。
- 大分大学「学問探検ゼミを核とした高大接続教育」
- プログラムの概要→http://ees.ec.oita-u.ac.jp/~gp/
- シンポジウムパンフレット→http://www.oita-u.ac.jp/000005053.pdf
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