611張本,ワールドツアーで優勝(卓球ワールドツアー・チェコオープン)

チェコオープン(オロモウツ,22日〜27日)の男子シングルスで14歳61日の張本智和(WR18)が見事優勝し,同ツアー史上最年少優勝者となった。今年2月のインドオープンでは決勝に進出するも,オフチャロフに敗れ,13歳での優勝はならなかった。
決勝は第1シードでドイツのボル(BOLL Timo,WR6)にたいして 4-2 (11-3, 4-11, 8-11, 11-9, 11-6, 11-9) と逆転勝ち。1回戦から接戦続きで,カザフスタンのゲラシメンコ(GERASSIMENKO Kirill,WR135)に 4-3,吉村真晴(WR37)に 4-2,スウェーデンのカールソン(KARLSSON Kristian,WR24))に 4-3,ブラジルのカルデラノ(CALDERANO Hugo,WR27)に 4-3 だった。とくに準決勝のカルデラノ戦は最終第7ゲームで連続5回のマッチポイントをしのいでの勝利だった。13-13 となったあとのラリーではカルデラノのネットインがあり,これで勝負ありとも思わせる展開だった。
ボルは6月の中国オープンでも準優勝(チームメイトのオフチャロフに惜敗)だった。この時は準決勝で初対戦しボルが 4-1 で勝っていた。その後マレーシアで始まった T2 プロリーグですでに3回対戦しているので張本としては自信を持って臨めた決勝だった。
女子決勝は先週のブルガリアオープンと同じ,石川佳純(WR7)と伊藤美誠(WR11)との対戦となり,伊藤が 4-1 で勝ち,ブルガリアオープンの雪辱をとげた。女子ダブルスでは早田ひなとのペアで優勝し,二冠となった。
男子ダブルスの上田仁・吉村真晴ペアが惜しくも決勝で負け,2週連続優勝とはならなかった。
大会を盛り上げたのは張本と同世代15歳の林繇儒(台湾,LIN Yun-Ju)。準々決勝でカルデラノにゲームオール・ジュースで負けるまで次々と強豪を連破した勝ち上がった。U21でも準優勝し,将来性を感じさせるプレーだった。