308「奇跡の一本松」の公印と万年筆

4度目のあの日を迎えた。地震津波原発事故からの復興は依然道遠い。
そんなおり,陸前高田の「奇跡の一本松」から復興相が使う公印に加工されたという記事(日経新聞http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS09H68_Z00C15A3EE8000/)があった。印材になったのは2012年に枯死した原木の一部だ。
また,同じ枯死した原木を使ってモンブランの「マイスターシュテュック 奇跡の一本松」になった(朝日新聞http://www.asahi.com/and_M/fashion/SDI2015030990351.html?iref=comtop_fbox_d2_05)。1本48万1千円(税抜き)で日本限定113本。モンブランは小売価格(完売分)の20%を復興支援などのために寄付するという。万年筆ファンとしては魅力の一品だが,48万円では手が出ない。
雄勝石を使った石琴(せっきん)を作った胡弓(こきゅう)奏者もいた(朝日新聞http://www.asahi.com/articles/ASH366VXWH36OIPE039.html)。