109金澤翔子書展および図録

金澤翔子書展――三十歳,新たなる世界へ――」に行ってきた。6月12日に30歳になったことを記念した書展だった。ライフワークである「般若心経」の作品を中心に最新作まで,「一」を最初の,「久遠」を最後の作品にして挟み込んで展示していた。
今日はちょうど席上揮毫のイベントがあり「共に生きる」を一気に書き上げていた。
2月には今治の第58番札所仙遊寺で「般若心経」の大作(4m×16m)を制作し,「一」を最初に揮毫した。3月には国連「世界ダウン症に日」の会議で日本代表としてスピーチし,ニューヨークで個展を開催していた。
図録は主だった作品と制作年を併記したシンプルなものだった。砥部焼の「共にいきる」マグカップも買い求めた。