女子団体3位決定戦は日本時間の今夜23時から始まる(NHK総合でLIVE放送)。シンガポールのエース馮天薇(FENG Tianwei)とは,石川佳純4勝9敗,福原愛4勝14敗(シングルス準々決勝での勝利を含む),伊藤美誠1勝2敗と負け越している。2番手のユ・モンユ(YU Mengyu)とは,石川8勝8敗,福原6勝2敗,伊藤4勝1敗,3番手の周一涵(ZHOU Yihan)とは,石川1勝0敗,福原2勝0敗,伊藤3勝0敗と分がいい。馮からの1勝とダブルスで勝てば銅メダルが見えてくる。
男子団体決勝戦は日本時間の明後日18日7時30分の予定だ(NHK Eテレと総合でLIVE放送)。これまでの個人戦での対戦は勝率4%である(出場する各3選手の対戦成績:2勝48敗)。
馬龍(MA Long)とは,水谷隼0勝12敗(シングルス準決勝での負けを含む),丹羽1勝6敗,吉村0勝2敗,張継科(ZHANG Jike)とは,水谷0勝6敗,丹羽0勝3敗,吉村0勝1敗,許シン(「日」に「斤」)とは,水谷0勝12敗,丹羽1勝2敗,吉村0勝4敗である。
今年3月のクウェートオープンでは丹羽・吉村ペアが馬・許ペアに勝った。また,水谷は許に2010年のアジア大会ではゲームオールの10-7,今年3月のクウェートオープンでもゲームオールの10-4からのマッチポイントをものにできなかった苦い経験がある。吉村は昨年6月のジャパンオープン決勝で許から得意のサービスで10点近くポイントを奪い善戦した。丹羽は馬と許に勝ったことがある(日本の2勝は丹羽があげたもの)。
2シングルスのひとつとダブルスをとれば中国を慌てさせることができる。その可能性は大きいとみている。