433水谷と丹羽,福原がベスト8

男子シングルスの水谷隼は4回戦で地元ブラジルのカルデラノ(CALDERANO Hugo)に 4-2 (11-5, 11-6, 11-13, 8-11, 11-6, 12-10),丹羽孝希は香港の黄鎮廷(WONG Chun Ting)に 4-3 (6-11, 11-6, 8-11, 5-11, 12-10, 11-4, 11-8) と逆転勝ちでともに準々決勝に進んだ。
あのドイツのボル(BOLL Timo)がナイジェリアのアルーナ(ARUNA Quadri)の強打に屈しベスト8はならなかった。また,ドイツのオフチャロフ(OVTCHAROV Dimitrij)対スロバキアのトキッチ(TOKIC Bojan)の第1ゲームはジュースの連続で 31-33 でようやく決着がついた。史上最多のカウントだそうで,30分近くかかる長い1ゲームになった。
女子シングルスの福原愛北朝鮮のリ・ミョンスン(WONG Chun Ting)に 4-0 (11-5, 12-10, 11-1, 11-7) と圧倒し同じく準々決勝に進んだ。
準々決勝での水谷の対戦相手はポルトガルフレイタス(FREITAS Marcos)。これまで6勝負けなしで相性がいい。順調に勝つだろう。丹羽は中国の張継科(ZHANG Jike)と当たる。こちらは団体戦での対戦で丹羽の2戦2敗で勝ったことがない。今大会の丹羽の調子はすばらしい。ひょうとするとひょっとするかもしれない。
馬龍(MA Long)対アルーナ,オフチャロフ対サムソノフ(SAMSONOV Vladimir)も注目したい。
福原は3勝14敗と相性がよくない台湾の馮天薇(FENG Tianwei)とベスト4をかけて対戦する。10年ほど前の初対戦で勝ったあと,2012年ロンドンオリンピックと2013年のワールドカップのチーム戦で勝ったきりである。馮に勝たないことにはメダルに届かない。
日本時間で今夜深夜から明日早朝にかけての準々決勝はテレビ中継があるようだ。