438男子団体も準決勝進出,女子は3位決定戦に

男子団体の準々決勝で日本(4)は 3-1 で香港(5)に勝ち,準決勝に進んだ。ロンドン大会の雪辱を果たすとともに,オリンピック卓球男子では初めてのベスト4となった。2番と4番で水谷と吉村が香港のエース黄鎮廷(WONG Chung Ting)に勝った。1番で唐鵬(TANG Peng)に惜敗した丹羽が吉村とのダブルスで調子を取り戻した。準決勝は中国(1)対韓国(3),日本(4)対ドイツ(2)となった。

  • 丹羽 2 (11-8, 12-10, 9-11, 7-11, 8-11) 3 唐鵬
  • 水谷 3 (11-5, 11-9, 3-11, 10-12, 11-8) 2 黄鎮廷
  • 吉村・丹羽 3 (11-5, 8-11, 11-8, 11-4) 1 何鈞傑(HO Kwan Kit)・唐
  • 吉村 3 (11-8, 13-11, 5-11, 11-6) 1 黄

女子団体の準決勝で日本(2)は 2-3 でドイツ(3)に負け,2大会連続の決勝進出はならなかった。1番の伊藤はゲームオールの最終ゲーム 9-3 と勝ちを目の前にして逆転負けした。リードした後に受け身になったのが響いた。ダブルスも惜しかった。福原のアップダウンサービスが高くなり左利きのゾリヤに数本強打されていた。ここを修正できていたら結果は違っていた。石川の 0-2 からの逆転勝ちは見事だった。それにしてもハンのエッジで試合が決するとは!

  • 伊藤 2 (11-5, 4-11, 8-11, 11-6, 10-12) 3 ゾリヤ(SOLJA Petrissa)
  • 石川 3 (6-11, 9-11, 11-6, 11-6, 11-8) 2 ハン・イン(HANG Ying)
  • 伊藤・福原 2 (6-11, 12-10, 11-7, 9-11, 7-11) 3 シャン・シャオナ(SHAN Xiaona)・ゾリヤ
  • 石川 3 (11-2, 13-11, 14-12) 0 シャン
  • 福原 2 (11-7, 9-11, 4-11, 11-6, 9-11) 3 ハン