1200月刊卓球王国別冊『水谷隼』

書誌情報:卓球王国,106頁,本体価格1,000円,2017年1月21日

水谷隼 2017年 02 月号 [雑誌]: 卓球王国 別冊

水谷隼 2017年 02 月号 [雑誌]: 卓球王国 別冊

  • 発売日: 2016/12/21
  • メディア: 雑誌

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ここ10年,日本卓球を背負ってきた水谷の特集本である(目次→https://tok02.objectstorage.softlayer.net/v1/AUTH_1722e86b-472e-4192-a750-5a9875c3a6fa/wtt/ps_images/Maker/Z/BZ093.pdf)。
インタビュー,リオオリンピックでの戦い,技術,用具などからなり,写真も多数収録されている。チキータ,対チキータ,ナックルドライブ,回転を残すストップ,得点パターン,レシーブの技術編での技術・戦術は卓球の奥深さを語っている。
インタビューでは「五輪でメダルを獲ったとは言え,卓球を20年以上ずっとやってきて,卓球の何が面白くて,何が魅力なんだろう」との問いに,「奥深いところですね。相手との読み合い,心理戦と,回転の難しさ。ボールとラバーの接触によって発生する物理的なスピードと回転。それが行き交う難しさ。それプラス,身体の強さ,筋力とか反射神経も必要」(14ページ)と応える。ここまでは卓球愛好者も同感。その後が違う。「いろんな要素が一流じゃないと世界のトップに立てない」(同上)。