084マリー・アントワネット物語展および図録

松山は日中も冷え込んだ。昼はいつもの蕎麦屋でいつもと違う熱々の「肉きし」を食し,大和屋本館の足湯(→http://d.hatena.ne.jp/akamac/20110312/1299922533)に浸かる。十分温まってから,マリ・アントワネット物語展(愛媛県美術館)に行く。
フランス革命前後はフィジオクラート(重農学派)の背景をなすだけに,この展示会を見ないわけにはいかない。マリー・アントワネットの生涯エッチングテラコッタ,ブスキュイ(陶磁器彫刻),ビュラン(一種の版画),油絵などのほか彼女にゆかりの品々で振り返っていた。
ドレス(もちろん複製)の展示もあった。当時のドレスの下にはパニエと呼ばれるクジラのヒゲで作ったペチコートを着ていた。上半身の細さを強調するためにコルセットで上半身を締めつけパニエで下半身を膨らませた。女性客のために写真を撮ってもいいコーナーだったが,評者はできることならドレスをまくり上げてクジラのヒゲの使い方を知りたかった。
図録の作品リストは,作品番号・作品名,所蔵・所蔵番号,作者,制作年,材質・技法,寸法を含む詳細なものである。
フランス革命に直面したマリー・アントワネット物語として面白く鑑賞できた。

タイトル 執筆者など
ごあいさつ 主催者
メッセージ ジャン・マルク・レリ(カルナヴァレ市立博物館館長)
マリー・アントワネットの愛したヴェルサイユ宮殿――最も華やかで輝きに満ちた日々―― -
ヴェルサイユ宮殿 map -
La Vie de MARIE-Antoinette――マリー・アントワネット物語―― ベルナール・シュヴァリエ(ナポレオン財団理事)
マリー・アントワネットの一生 -
マリー・アントワネット 池田理代子
カタログ -
プロローグ――ハプスブルクからフランスへ,14歳のプリンセス―― -
第1章 ヴェルサイユの華――フランスが恋した王妃―― -
第2章 彼女の愛した美 -
第3章 はかなく散った永遠の王妃 -
マリー・アントワネット流芸術的ライフスタイル 石澤季里
マリー・アントワネット関連年表 -
マリー・アントワネットの家族 -
用語解説 -
作品リスト -
参考文献 -