454パラリンピック,日本選手初の金メダルは卓球

リオパラリンピックが始まる。パラリンピックは60ローマ大会が最初で,日本選手が参加したのは64年東京大会が最初である。この時に日本が獲得したメダルは金1,銀5,銅3の計9個だった。金メダルは卓球ダブルスC級の猪狩靖典・渡部藤男ペアである。パラリンピック金メダル第1号は卓球競技だった。また,男子シングルスの山崎武範が銀,大塚一成が銅,女子ダブルスの小菅原文代・井上千代乃ペアが銅を獲得した。9個のメダル中4個が卓球だった。
折りたたみいす50脚の「観客席」が設えられた代々木第1体育館南口ホールが会場だった(日刊スポーツ→http://www.nikkansports.com/olympic/column/great-match/news/1527799.html毎日新聞「五輪ヒストリー パラリンピック ハンディ超え限界に挑む」に白黒写真29枚のうち3枚目にシングルスの様子がある→http://mainichi.jp/graphs/20160121/hpj/00m/050/013000g/3,「パラリンピック 国際身体障害者スポーツ大会 写真集」→http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/handicap/jsad/z16004/z1600404.html)。
オリンピック漬けだった日本のマスコミはパラリンピックをどう扱うか。東京開催から半世紀経ったマスコミの成熟度合いも問われるパラリンピックになる。