442卓球男子団体,銀メダル

中国選手との対戦は,馬龍(MA Long)とは,水谷隼0勝12敗(シングルス準決勝での負けを含む),丹羽1勝6敗,吉村0勝2敗,張継科(ZHANG Jike)とは,水谷0勝6敗,丹羽0勝3敗,吉村0勝1敗,許シン(「日」に「斤」)とは,水谷0勝12敗,丹羽1勝2敗,吉村0勝4敗だった。
実力通り1番と4番で馬は丹羽と吉村を寄せつけなかった。圧巻だったのは2番の水谷。ゲームオール7-10から一気に5連続ポイントで許に初めて勝った。これまで逆にマッチポイントを握りながら大逆転されたことが2度もあったから,「万里の長城」をようやく超えた。1ゲームを先取しながら競った第4ゲームを取っていれば勝ったかもしれない吉村・丹羽ペアのダブルスは惜しかった。5番の水谷対張に回れば,水谷の調子と張の体調(腰痛らしい)からすれば金メダルに届いていた。
3位決定戦はドイツが韓国に 3-1 で勝った。オフチャロフとボルの特徴あるカット打ち,ダブルスの接戦とこちらも見所満載だった。
伊藤美誠は卓球競技で史上最年少のメダリスト,韓国は初めてのメダルなしになった。

  • 丹羽 0 (6-11, 9-11, 6-11) 3 馬
  • 水谷 3 (12-10, 11-9, 3-11, 7-11, 12-10) 2 許
  • 吉村・丹羽 1 (11-4, 6-11, 9-11, 5-11) 3 張・許
  • 吉村 0 (1-11, 4-11, 4-11) 3 馬