インターネット時代の発行形態の先駆けとなった『二村一夫著作集』は1997年の創刊から法政大学大原社会問題研究所(OISR.ORG)にあった。この度独自ドメインを取得して新たな出発となった(→http://nimura-laborhistory.jp/)。
評者のインターネット事始はこの著作集との出会いにあった。かつて評者は「知的産物の客観作業の冒険――『二村一夫著作集』が意味するもの――」(関連エントリー参照)で「自己表現のひとつの模範として研究的志向をもつ者をしてひきつけてやまない」とか「20世紀末の日本にあらわれた意欲的試み。ウェブ活用の新しいスタイルを提起。近い将来のどこかでこんな回顧がなされるにちがいない」などと書いたことがある。
進化し続ける『二村一夫著作集』にふたたびエールを送りたい。
- 関連エントリー
- 社会政策学会編『社会政策』第3巻第1号(通巻第8号)→https://akamac.hatenablog.com/entry/20110620/1308578687
- 社会政策学会第121回秋季大会1日目→https://akamac.hatenablog.com/entry/20101030/1288446664
- 社会政策学会第121回大会→https://akamac.hatenablog.com/entry/20101008/1286546688
- 二村一夫さん,社会政策学会学術賞受賞→https://akamac.hatenablog.com/entry/20090601/1243848615
- 二村一夫著『労働は神聖なり,結合は勢力なり――高野房太郎とその時代――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20081019/1224426576
- 第1回ARGカフェ→https://akamac.hatenablog.com/entry/20080712/1215876683
- インターネット時代のサラリーマンと市民社会――21世紀のサラリーマンを展望する――→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070225/1172367581
- 知的産物の客観作業の冒険――『二村一夫著作集』が意味するもの――→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070216/1171609794
- 情報化社会と市民社会――「知性」の「連合」にむけて――→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070214/1171446694
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- 長崎原爆の衝撃波・マッハステム→https://akamac.hatenablog.com/entry/20140818/1408371687
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- アントワープ王立美術館所蔵ジェームズ・アンソール展および図録→https://akamac.hatenablog.com/entry/20120818/1345300207
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- 大学犬はなちゃんの日常(その237)→https://akamac.hatenablog.com/entry/20110818/1313675580
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- 卓球団体,男女ともメダルならず→https://akamac.hatenablog.com/entry/20080818/1219051186
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- 山田鋭夫・宇仁宏幸・鍋島直樹編『現代資本主義への新視角――多様性と構造変化の分析――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070818/1187428572
- 大学犬はなちゃんの過去(その4)→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070818/1187428573