630平野美宇,連覇ならず(卓球女子ワールドカップ)

平野は,準決勝で中国の劉詩雯(LIU Shiwen)に 0-4 (5-11, 7-11, 1-11, 6-11) と完敗し,3位決定戦でも台湾の鄭怡静(CHENG I-Ching)に 2-4 (11-9, 5-11, 11-9, 9-11, 5-11, 8-11) で敗れて4位にとどまった。
昨年の大会は中国選手不在ながら史上最年少で,かつ,中国選手以外で初の優勝をはたしていた。準々決勝まではほぼ完璧な試合だったが,劉に零封され,鄭には要所でのカウンターで逆転負けした。
決勝は朱雨玲(ZHU Yulin)が 4-3 (11-13, 8-11, 11-7, 11-8, 10-12, 11-9, 12-10) と大接戦で劉詩雯(LIU Shiwen)に逆転勝ちし,ワールドカップで初めて優勝した。
第5ゲーム,10-11 からのエッジボールのアピールも実らず,劉の流れになったところを凌ぎきった。他の試合でもサイドに当たったボールをインとする判定を2回ほど見た。素人でも区別できるアウトだ。