703張本,樊振東に勝つ(卓球アジアカップ)

横浜で始まったアジアカップの予選リーグで,張本智和が世界ランキング1位の樊振東(FAN Zhendong)に 3-1 (11-8, 8-11, 11-9, 11-8) で勝った。
丹羽が2012年のロンドンオリンピック予選で馬龍(MA Long)に,2015年と2017年のアジアカップで許昕(XU Xin)に,松平健太が2012年のロンドンオリンピックで馬琳(MA Lin)に,高木和卓が2013年のオーストリアオープンで張継科に,水谷隼が2016年のリオオリンピックの男子団体決勝で許に勝ったことがある。すらすらここに書けるほど日本選手が中国の男子のトップ選手に勝つことは難しかった。
張本は予選リーグ全勝で決勝トーナメントに進んだ。丹羽孝希も香港の黄鎮廷(WONG Chun Ting)に負けたものの2位で決勝トーナメントに進んだ。林高遠(LIN Gaoyuan)は韓国の李尚洙(LEE Sangsu)に負けている。中国トップ選手が一大会で中国選手以外の選手に2敗するとは近年ではない。
女子では石川佳純が全勝で予選リーグを突破したが,平野美宇は予選3位になり敗者復活で決勝トーナメント進出の可能性がある。勝っても決勝トーナメントでは中国の陳恵(CHEN Meng)か朱雨玲(ZHU Yuling)と当たる。