1158世界チャンピオン・王曼昱初戦敗退（卓球WTTカップ・ファイナルズ）

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WTTカップ・ファイナルズ（12月4日〜7日，シンガポール）で，直前の世界選手権大会（ヒューストン）で女子チャンピオンになったばかりの王曼昱（WANG Manyu）が香港の杜凱栞（DOO Hoi Kem）に 0-3 (7-11, 6-11, 7-11) で完敗する波乱があった。また，男子の梁靖崑（LIANG Jingkun）もナイジェリアのアルーナ（ARUNA Quadri）に 1-3 (11-7, 1-11, 12-14, 5-11) で屈した。さらに，林高遠（LIN Gaoyuan）はカルデラノ（CALDERANO Hugo）に，各ゲーム競りながらも 0-3 (8-11, 9-11, 11-13) 押し切られた。
張本智和はスウェーデンのファルク（FALCK Mattias）に 3-0 (11-6, 11-8, 11-8) で勝ち，準々決勝に進み，香港の黄鎮廷（WONG Chun Ting）と対戦することになった。張本はスピードでファルクを上回り，フォアの強打も要所で決まっていた。
佐藤ひとみはオーストリアのポルカノヴァ（POLCANOVA Sofia）に 3-1 (11-13, 12-10, 13-11, 11-9) ，早田ひなは台湾の鄭怡静（CHENG I-Ching）に 3-1 (11-6, 11-13, 14-12, 14-12) といずれも接戦を制した。早田は第3ゲームの劣勢 3-9, 4-10 から連続ポイントで挽回したのが勝因だ。平野美宇と石川佳純は陳幸同（CHEN Xingtong）と陳恵（CHEN Meng）に 3-0，3-1 で負けた。石川は 1-2 のあとの第4ゲームを 10-7 とゲームポイントを握りながら陳のエッジボールの連続で振り切られた。