地震・津波・原発事故被害で東北・関東・東京では連休明けまで休校する大学が多い。被害を受けた大学図書館は当分の間休館が続く。休校はしていても図書館を利用できる大学もある。出身地で自宅待機を余儀なくされている学生も多いと思う。
国立大学図書館協会では「被災した大学に所属する教職員,学生(一部機関は被災地の一般の方も含む)向けの図書館サービス」を提供している(→http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/janul/index.html)。被災した大学と限定しているのは図書館相互利用証の発行がままならぬ事情がある。施設の利用,図書の閲覧・貸出,複写機やPCの利用ができる。ボランティアに集中する学生もいるだろう。折角のまとまった休校を充電期間と位置づけて最寄りの大学図書館を利用してみてはどうだろう。
公立大学図書館協議会(→http://wwwsoc.nii.ac.jp/pula/)と私立大学図書館協会(→http://www.jaspul.org/)ではこの種のサービスの情報を見つけられなかった。
図書館利用ひとつとってみてもこの状況である。750余の大学であってみれば休校期間中の1ヶ月,希望する大学で講義を聴講できるなどの措置は無理ということだ。
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