015国大協「高大接続ワークショップ――高校教育と大学教育の適切な接続に向けて――」

国大協主催の標記ワークショップに参加してきた(神戸大学滝川記念学術交流会館)。ほとんどの国立大学から来ていたようだ。今回のワークショップは,大学入試によって切断されている高校と大学の教育内容をいかに連続させるかをテーマにしたもので,アメリカ,フランス,イギリス,そして日本の事例紹介とパネル討論からなっていた。国大協主催のこの種の企画の参加は初めてだ。
国大協のウェブ(http://www.kokudaikyo.gr.jp/)ではなにも告知されていないが,きちんとしたフォローを希望したい。とりあえず,プログラムのみ紹介しておく。

  • 問題提起:野上智行(神戸大学総長,国立大学協会入試委員会委員長)「高大接続と国立大学の役割」
  • 「事例紹介 各国における高大接続の取り組みについて」
  • 「パネル討論 我が国における高大接続のあり方について」
    • パネリスト:先崎卓歩(文部科学省高等教育局大学振興課大学入試室長)・渡邊健治(東京都立豊島高等学校長,全国高等学校長協会大学入試対策委員会委員長)・野上智
    • モデレーター:岡本和夫(東京大学大学総合教育研究センター長,国立大学協会入試委員会専門委員)