005小6ペア,シードペアに勝つ

ITTFワールドツアー2013・クウェートオープンが開かれている。女子ダブルス1回戦で,平野美宇(みう)・伊藤美誠(みま)の小6の12歳ペアが今大会第6シードで2011年ITTFプロツアーグランドファイナル3位の韓国の石賀浄(Seok Hajung)・梁夏銀(Yang Haeun)ペアに快勝した(11-4, 13-15, 11-3, 11-6)。
強豪ペアに臆することなく,堂々と打ち勝っていた。石と梁は女子シングルスの世界ランキングでそれぞれ25位と26位であり,石はシングルス2回戦で福原に4-0(11-8, 11-8, 11-4, 11-5)と勝つほど強い。itTV(→http://www.ittf.com/ittv/)のビデオでは2ゲーム途中から4ゲーム途中まで画像が出ていなかった。準々決勝ではお姉さんペアの石川佳純・森薗美咲ペアに0-3と一蹴されたが,国際大会での小学生ペアの活躍はすばらしい。
石川・森薗ペアは,福原愛平野早矢香ペアを降した中国の陳夢(Chen Meng)・朱雨玲(Zhu Yuling)ペアを3-2を破って決勝に進出した。中国ペアのラケットになにかトラブルがあったのか,記録上は失格になっている。
石川はシングルスの準々決勝で,シンガポールの馮天薇(Feng Tianwei)と各ゲーム競ったが1-4で惜敗した(9-11, 11-13, 11-9, 7-11, 8-11)。第2ゲームをジュースで落としたのが痛かった。
ロンドンオリンピック以来の国際大会となった水谷隼は3回戦で中国の閻安(Yan An)に競り勝ち,準々決勝に進んだ(11-9, 13-11, 11-9, 10-12, 9-11, 7-11, 11-8)。次の相手は馬龍(Ma Long)だ。許昕(Xu Xin),王皓(Wang Hao),張継科(Zhang Jike)という中国一線級の選手もベスト8に進んでいる。見応えある試合が続きそうだ。(結果は日本卓球協会に詳しい→http://www.jtta.or.jp/result/2013/worldtour/kuw/kuw2013.html)。