006石川・森薗ペア準優勝

ITTFワールドツアー2013・クウェートオープンの女子ダブルスで,石川・森薗ペアは中国の丁寧(Ding Ning)・李暁霞(Li Xiaoxia)ペアに0-3(4-11, 5-11, 9-11)で負け,優勝はならなかった。さきのオーストリアオープンの準決勝と同じスコアだ。
中国ペアはスピード・威力とも別格である。石川・森園ペアがテンポ良く攻めた時以外は中国ペアに圧倒されていた。
オイルマネーの力か,それとも中国の中東戦略の一環か,中国は男女とも一線級を送り込んでいた。男女のシングルス,ダブルスすべてで中国選手が優勝した。女子シングルス準優勝の馮天薇(Feng Tianwei)は現在はシンガポールだが中国人。唯一中国人以外で石川・森薗ペアが準優勝したことになる。
男子シングルスは,4強を馬龍(Ma Long),許昕(Xu Xin),王皓(Wang Hao),張継科(Zhang Jike)が占め圧倒的な存在感を示していた。中国スーパーリーグで断トツの勝率を誇る馬か世界ランク1位に躍り出た許の優勝を予想していた。結果はitTV(→http://www.ittf.com/ittv/)でどうぞ。
水谷は準々決勝の馬龍(Ma Long)との対戦で,第1ゲームを先取したがその後のゲームで後手に回って1-4(11-9, 2-11, 6-11, 6-11, 10-12)で敗退した。馬の水谷戦,準決勝の許戦をみると,強さがよくわかる。
ロンドンオリンピック金メダリスト張はここにきて調子を取り戻している。さすが。