254伊藤美誠,世界ランキング11位に

終わったばかりの世界卓球選手権蘇州大会の結果を反映した最新のランキングが発表された(5月4日→(男子):http://www.ittf.com/ittf_ranking/WR_Table_3_A2.asp?Month1=5&Year1=2015&Gender=M&Category=100M,(女子):http://www.ittf.com/ittf_ranking/WR_Table_3_A2.asp?Month1=5&Year1=2015&Category=100W,(日本選手のみ):http://www.jtta.or.jp/in_ranking/wrjpn/wr201505.html)。
これによると,女子シングルスでベスト8に進んだ14歳の伊藤美誠(みま)が先月の15位からまた順位を上げて11位に躍進し,平野早矢香(15位)を抜き石川佳純(6位),福原愛(8位)に次ぐ3番手となった。福原との差が42点となり,今後の大会の結果次第ではトップ10入りや福原を上回る可能性が出てきた。同じ14歳の平野美宇も36位から29位に上がり,日本女子選手中の8番手から6番手になった。
日本卓球協会(JTTA)は,来年のリオ・オリンピックのシングルス代表選手2名(正確にはアジア大陸予選会の出場選手。もし予選会で代表権を獲得できなかった場合には2016年5月時点での世界ランキングの上位22名に入っていれば代表になる)の選考基準を9月の世界ランキング上位2名としている。ポイントからいって男子は水谷隼丹羽孝希が,女子は石川佳純が確実だが,JTTA(強化本部)が推薦する団体候補の1名も含めて9月まで代表権をめぐる競争が激しくなる。