076政治経済学・経済史学会編『歴史と経済』第198号

最新号2008年1月発行。学会名から「(旧土地制度史学会)」,雑誌名から「(旧土地制度史学)」の名前が取れた。土地制度史学と土地制度史学会はこれで名実ともに歴史になった。感慨無量。大学院時代に土地制度史学会で1回報告させてもらった。漢字11文字の「資本循環範式論研究序説」だった。これは勘違いで,「資本循環範式と再生産表式」だった。

ジャンル 著者 所属 タイトル
論文 河村徳士 東京大学(院) 復興期日本の貨物自動車運送事業
- 森 宜人 関東学院大学 広域発電網確立期における都市電力業――ヴァイマルフランクフルト・アム・マインを中心に――
- 布田功治 東京大学(院) タイ金融構造分析――重化学工業化から通貨危機へ――
論点をめぐって 三ツ石郁夫 滋賀大学 戦後ドイツの経済発展をめぐるアーベルスハウザー・テーゼの現代的意義
書評 呂 寅満 韓国江陵大学 橘川武郎著『日本電力業のダイナミズム』
- 竹内幸雄 日本大学 前川一郎著『イギリス帝国と南アフリカ――南アフリカ連邦の形成1899〜1912――』
- 北河賢三 早稲田大学 大門正克編著『昭和史論争を問う――歴史を叙述することの可能性――』
- 三品英憲 埼玉大学駿河台大学中央大学 祁建民著『中国における社会結合と国家権力――近現代華北農村の政治社会構造――』
- 石坂綾子 愛知淑徳大学 山口博教著『ドイツ証券市場史――取引所の地域特性と統合過程――』
- 加藤浩平 専修大学 渡辺尚,今久保幸生,ヘルベルト・ハックス,ヲルフガンク・クレナー編『孤立と統合――日独戦後史の分岐点――』
- 今西 一 小樽商科大学 安在邦夫・田崎公司編著『自由民権の再発見』
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