277経済教育学会編『経済教育』第28号

9月に出たのだった。机上を整理していて気がついた。亜細亜大学での大会報告をメインに,高校から大学までの経済教育についての考察がある。経済教育を考え続けて来年で四半世紀になる。

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シンポジウム まちづくりの経済教育 邑上守正 記念講演(要旨)武蔵野市のまちづくり――コンパクトシティの挑戦――
- 鈴木誠 市民協働による地域経済教育の成果と課題,そして展望――岐阜経済大学マイスタークラブ11年目の挑戦――
- 木暮衣里 学生が輝くための「まち」の姿勢及び「まち」と「教育」との連携――「コミュニティスタジオ ハートらんど富士見」(東京武蔵野市)における「コミュニケーション・カフェ こもれび」他を例に――
- 栗田充治 亜細亜大学「街づくり未来塾」でめざすもの
論考 長島誠一 資本論』の現代化――『資本論』の真髄をどのように学生に伝えるか――
- 大坂洋 数値シミュレーションを中心とした中級マクロ経済学の教育――数式モデルを教える際の問題点――
- 柴田透 経済教育における映像教材の活用について
- 岩田年浩・金雪梅・李建勲・魏雪・李玲・賽吉日夫・李賢慧 日本の情報教育・経済教育を体験して
- 龍世祥・新里泰孝 理工系学生を対象とした環境勘定の基礎――教養科目『経済・経営を読む』において――
- 金子浩一 無料ビデオ電話による同期型遠隔講義の試行
- 田中淳・高野邦彦 インターンシップにおける学生・企業間のミスマッチの研究
- 長谷川博 地域連携による企業家教育
- 水野英雄 地域社会の特徴やニーズを活かした経済教育
- 新井明・山田幸俊・栗原久・淺野忠克・阿部信太郎・保立雅紀・久保寺美佐・山岡道男 日本の高校生と経済的合理性――NCEEの経済倫理学教科書の検証作業を通して――
- 栗原久 2006年に実施された経済の全米学力調査について
- Michio Yamaoka, Steven Lin and Michael P. Cameron Too Fast and too Furious?: Increasing the breadth and depth of teaching introductory economics courses
- 箕輪京四郎 EUを高校生にどう教えるか
- 猪瀬武則 経済教育における年金教育の可能性――自立と公共性のデマケーション――
- 平岡祥孝 教養系女子短期大学における「教養教育と職業教育の融合」への取り組み――「企業研究プログラム」の分析を中心として――
- 中嶌剛 公務員養成分野におけるYES-プログラムの取組と効果――進路内定後のPCP教育実践を中心に――
- 柏木理佳 女性特有の職業においての人的資源とリカレント教育――日中の比較――
投稿論文(査読付) 山田博文 経済のグローバル化と中高生の経済教育
- 杉山清 Webに対応した経済(学)・研究と教育(学)の関連性――「Web・ポスト冷戦」視角からの「労働経済論(学)」批判――
- 山田一 経済(学)教育とサービスラーニング――龍谷大学経済学部サービスラーニングセンターの取り組みを通して――
実践記録 保立雅紀 企業と市場に関する学習指導
書評 竹下睿麒 寿山泰二・宮城まり子・三川俊樹・宇佐見義尚・柏木理佳・長尾博暢共著『大学生のためのキャリアデザイン』
- 塚本隆夫 三宅忠和著『産業組織論の形成』
大会報告・会務報告 - - -