281アダム・スミスとAuld Lang Syne(続)

かつて書いたエントリーの続篇(下記関連エントリー参照)。朝日新聞土曜版「うたの旅人」シリーズで「世界に人が聞き覚えた スコットランド民謡「蛍の光」」が取り上げられていた(2009年12月26日付e1とe3)。ニッカウヰスキー創業者竹鶴政孝スコットランドでの「蛍の光」,日本の朝鮮総督府による朝鮮半島統治下での「愛国歌」,中国の唱歌「惜春帰」とロバート・バーンズ詞 Auld Lang Syne との関わりについて詳しく紹介していた。
Auld Lang Syne が東アジアで「蛍の光」,「愛国歌」,「惜春帰」と原曲とは異なる内容の詞で歌われることになったいきさつを,日本の植民地支配の歴史に位置づけてきちんと整理していた。
この記事にはアダム・スミスは登場していない。