037第15回全国「かまぼこ板の絵」展覧会作品集


愛媛県西予(せいよ)市立美術館「ギャラリーしろかわ」の昨年の展覧会作品集ができ(2009年12月1日発行,定価1,500円),今年も評者にも送られてきた。入賞作品186点のほか,応募者21,171人(昨年19,671人),11,345点(昨年10,333点)のすべての作品リストや写真もふんだんにはいっている作品集である。
予定よりも14ページ増え,147ページの大作となった。手書きの手紙とともに紅葉の葉っぱ3枚も入っていた。いつもながら心憎いばかりの気配りだ。山の中の小さな美術館でもこれだけのことができる。
前回(関連エントリー参照)紹介した南海放送創立55周年記念番組「一片の命――2万人が描くかまぼこ板の絵――」は2009年日本民間放送連盟賞テレビエンターテイメント番組優秀賞に選ばれた。2007年12月から始めた「日本一短い手紙」とのコラボ展の様子,さらにはコラボ作品60点の陶板が東尋坊丸岡町に設置されたことなども詳しく触れられている。
第16回の作品を現在募集中だ(4月20日締切)。

  • 「日本一短い手紙」と「かまぼこ板の絵」の物語 コラボ展