418『季刊 読書のいずみ』第126号

書誌情報,全国大学生活協同組合連合会,88頁,無料,2011年3月発行,issn:1881-6231

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新学期号第126号が届いた。巻頭の「座・対談」は米澤穂信「ようこそ,クロスオーバーの空間へ!」だ。本のジャンルは幅広い。「座・対談」の登場者をみると,クロスオーバーしない領域が多くあることを自覚させられることがある。青春小説とミステリーを得意とする今回もそうだ。
大学生協が進める読書マラソン「大学4年間で本を100冊読もう!」は支援している取組だ。「春だ! 新学期だ! 読書マラソン!」は回文で決めて欲しかったところだ。
2010年大学生協売上ベストランキングを見ると読んでる学生はそれなりに読んでいるといえる。森見登美彦伊坂幸太郎はこんなに読まれているのは迂闊にも知らなかった。

【一般書】

  1. マイケル・サンデル著(鬼澤忍訳)『これからの「正義」の話をしよう』(早川書房,2,415円,[isbn:9784152091314])→https://akamac.hatenablog.com/entry/20101123/1290521456
  2. 岩崎夏海著『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(ダイヤモンド社,1,680円,[isbn:9784478012031]
  3. 村上春樹著『1Q84 BOOK 3 (10月-12月)』(新潮社,1,995円,[isbn:9784103534259]
  4. ティナ・シーリング著(高遠裕子訳)『20歳のときに知っておきたかったこと』(阪急コミュニケーションズ,1,470円,[isbn:9784484101019]
  5. P.F.ドラッカー著(上田惇生訳)『マネジメント』(ダイヤモンド社,2,100円,[isbn:9784478410233]
  6. 齋藤智裕著『KAGEROU』(ポプラ社,1,470円,[isbn:9784591122457]
  7. 蛇蔵・海野凪子著『日本人の知らない日本語2』(メディアファクトリー,924円,[isbn:9784840131940]
  8. クリス・アンダーソン著(高橋則明訳)『フリー』(日本放送出版協会,1,890円,[isbn:9784140814048]
  9. マイケル・サンデル著(NHKハーバード白熱教室」制作チーム他訳)『ハーバード白熱教室講義録+東大特別講義(上)』(早川書房,1,470円,[isbn:9784152091680])→https://akamac.hatenablog.com/entry/20101123/1290521456
  10. 冲方丁著『天地明察』(角川書店,1,890円,[isbn:9784048740135]

【文庫】

  1. 外山滋比古著『思考の整理学』(ちくま文庫,546円,[isbn:9784048740135]
  2. 湊かなえ著『告白』(双葉文庫,650円,[isbn:9784575513448]
  3. 森見登美彦著『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫,580円,[isbn:9784043878024]
  4. 森見登美彦著『四畳半神話大系』(角川文庫,700円,[isbn:9784043878017]
  5. 村上春樹著『ノルウェイの森 上・下』(講談社文庫,各540円,[isbn:9784062748681][isbn:9784062748698]
  6. 伊坂幸太郎著『フィッシュストーリー』(新潮文庫,540円,[isbn:9784101250243]
  7. 森見登美彦著『新釈走れメロス』(祥伝社文庫,590円,[isbn:9784396335335]
  8. 伊坂幸太郎著『終末のフール』(集英社文庫,660円,[isbn:9784087464436]
  9. 伊坂幸太郎著『重力ピエロ』(新潮文庫,660円,[isbn:9784101250236]
  10. 本田健著『20代にしておきたい17のこと』(だいわ文庫,600円,[isbn:9784479302834]

【新書】

  1. 小笠原喜康著『大学生のためのレポート・論文術』(講談社現代新書,756円,[isbn:9784480020475]
  2. 木下是雄著『理科系の作文技術』(中公新書,735円,[isbn:9784121006240]
  3. 内田樹著『日本辺境論』(新潮新書,777円,[isbn:9784106103360])→https://akamac.hatenablog.com/entry/20101021/1287669926
  4. 石渡嶺司・大沢仁著『就活のバカヤロー』(光文社新書,861円,[isbn:99784334034818])→https://akamac.hatenablog.com/entry/20100827/1282921613
  5. 堤未果著『ルポ貧困大国アメリカII』(岩波新書,756円,[isbn:9784004312253])→https://akamac.hatenablog.com/entry/20100322/1269267261
  6. 池上彰著『伝える力』(PHPビジネス新書,840円,[isbn: 9784569690810])
  7. デイヴィッド・サダヴァ他著(石崎泰樹他訳)『アメリカ版大学生物学の教科書 第1巻』(講談社ブルーバックス,1,365円,[isbn:9784062576727]
  8. 広井良典著『コミュニティを問い直す』(ちくま新書,903円,[isbn:9784480065018]
  9. 池上彰著『知らないと恥をかく世界の大問題』(角川SSC新書,798円,[isbn:9784047315044]
  10. 池上彰著『わかりやすく<伝える>技術』(講談社現代新書,777円,[isbn:9784062880039]