052平田清明蔵書から5冊

故平田清明先生の蔵書から5冊をいただくことができた。ご遺族が蔵書を門下生に分けてくださるとことになり,世話人(浅井和弘・千賀重義・野沢敏治)から5冊届いていた。先生が丹念に読んだことが分かる多数の線,書き込みなどがあるものばかりだ。錆びたクリップが挟まったままであったり,名刺が挟み込んであったりする。ページを折り込んだままになっているものもある。
思索の跡が染み込んだ蔵書は薫陶を受けた者たちのところで第2の歩みを踏み出した。