139小樽で蕎麦を食し,石川啄木に会う

昼過ぎに新千歳に着き,空港内のグルメ・ワールド内「北海道ラーメーン道場」の苫小牧ラーメン「王華」でみそラーメンを食べる。その後,快速エアポートに乗って4時過ぎに小樽に着いた。ホテルは駅から中央通りから東にあるアーケードの都通りを入ったところにある。オーセントホテル小樽(→http://www.authent.co.jp/)である。全客室で無線LANが使える。
地図を片手に市内の距離感をつかむべくホテルの近辺を歩くと,静屋通りに蕎麦屋・藪半を見つける(→http://www.yabuhan.co.jp/index.html)。小樽駅前の長崎屋の東になる。周囲を見回すと藪半の隣に本間医院のビルがあり,その前に案内板「石川啄木と旧小樽日報社跡」がある(→http://石川啄木.seesaa.net/article/115427800.html)。入ろうとした蕎麦店の隣が啄木縁の場所のひとつだったことにびっくりしている。啄木が小樽に居たのは1907(明治40)年9月27日から約2ヶ月だった。社内の内紛で辞め,翌年1月19日,単身で釧路に向かう。
夕食は藪半で蕎麦に決め,そばもやし,天ぬき,合焼き,地物粉せいろのコースにした(2,600円)。それぞれデジカメで撮ったのだが,店のHPの写真のほうがはるかにおいしそうに写っている。個人客用のテーブル席の奥には石蔵と座敷がある。内装は落ち着きがあってゆっくりできる。店の対応も気持ちがよかった。
明日は地獄坂を歩いて小樽商科大学に行き,時間をつくって「北のウォール街」あたりをぶら歩きしてみるつもりだ。