542小樽商科大学の「クラスライブラリアン制度」

明日から経済学史学会第76回大会が小樽商科大学である(26日・27日→大会プログラムpdf:http://jshet.net/docs/conference/76th/program76th.pdf)。もともと福島大学開催予定だったが,小樽商科大学に変更になった件の大会である。今日はさきほどまで夜間主コースの講義があり,明日小樽に向かう。以前松山・札幌(新千歳)間は直行便があった。今回は羽田で乗り継いで行く。
エントリータイトルは「カレントウェアネス・ポータル」で知った(→http://current.ndl.go.jp/node/20953)。小樽商科大学の「クラスライブラリアン制度」は,各学年に図書館職員を各一名ずつ担当図書館司書を置き,卒業(修了)まで質問・相談に応じる制度である。シカゴ大学に前例があるとのこと。国内では初めての制度という。一学年数百人という単科大学だからできるというだけではない画期的な試みではないかと思う。図書館の大学教育への関与が強調されるなかで,図書館(司書)の本来の仕事の延長線で考えられるからだ。注目していきたい制度といえるだろう。(「Class Librarianについて」(pdf)→http://www.otaru-uc.ac.jp/info/gakuho/class%20librarian.pdf)。