018男子シングルス決勝は張継科か王皓か

男子ダブルスは準々決勝で日本の張・松平賢二ペアに接戦で勝った陳建安(Chen Chien-An)・荘智淵(Chuang Chih-Yuan)ペアが優勝し,10大会連続で優勝してきた中国の牙城を崩した。準決勝では中国の王励勤(Wang Liqin)・周雨(Zhou Yu)というベテラン・若手のペアに4-0 (11-4, 11-9, 11-6, 11-4) と圧勝し,さらに決勝では第1シードの郝帥(Hao Shuai)・馬琳(Ma Lin)ペア――準決勝で岸川・水谷ペアに4-0で勝っていた――に4-2 (9-11, 12-10, 11-6, 13-11, 9-11, 11-8) にも勝った。中国は馬琳以外のシングルスエントリー組はダブルスを組んでいない。それでも中国トップクラスのペアを連破しての優勝は誇っていいと思う。
残る試合は男子シングルスの決勝だけとなった。準決勝では張継科(Zhang Jike)(ランキング4位)が許昕(Xu Xin)(ランキング1位)に4-0 (11-8, 11-2, 11-9, 12-10) で圧勝し,また,王皓(Wang Hao)(ランキング3位)が馬龍(Ma Long)(ランキング2位)に4-2 (11-9, 11-7, 11-3, 7-11, 12-14, 11-3) で勝った。許と馬が勝ち上がると評者は予想していたが,張も王もこの大会に照準を合わせて調整してきたようでさすがである。
ちょうど決勝戦が始まった。詳しくは itTV (http://www.ittf.com/itTV/)で。【23:33終了:張が4-2 (11-7, 11-8, 6-11, 14-12, 5-11, 11-7) で王を破って2連破達成!王は2009年横浜大会で優勝したが,2011年ロッテルダム大会,今大会と2連続の準優勝である。王はオリンピック3連続で準優勝。今回も最強の銀メダリストとなった。王にとっては1-2とリードされ,終始先手を取って優勢だった第4ゲームで10-7から追いつかれジュースで落としたのが痛かった。ともに前陣速攻のスピード感溢れる決勝戦だった。張は王に,王は馬龍に,馬は張に強いと言われており,張にとっては組合せも幸いした。ちなみに馬龍は3大会続けて第3位である。】