書誌情報:土屋書店,127頁,本体価格980円,2014年10月31日発行
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2006年のノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌスのソーシャル・ビジネスを多くの若者に広げる目的で,九州大学ユヌス&椎の木ソーシャル・ビジネス研究センター/グラミン・クリエイティブ・ラボ@九州大学と慈慶学園との共同研究の一環として作ったとある。
グラミン銀行の創立からソーシャル・ビジネスの諸事業(グラミン・シャクティ,グラミン・フォン,グラミン教育,グラミン福祉など30以上の会社と国際的な企業と組んだヨーグルト,水,スニーカー,衣料品などの製造・販売)までを紹介し,貧困をなくす展望を熱く描いていた。
まんがでユヌス・プロジェクトをつたえ,人びとや社会を脅かす貧困,教育,健康,技術,環境といった社会問題解決のツールとして活用しようというソーシャル・ビジネスの解説を巻末に添えている。本書を読んでさらに理解を深めるための文献や行動するための案内があってもいい。
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- 愛がある県のカフェ in 表参道→https://akamac.hatenablog.com/entry/20120210/1328883842
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- 大村敦志著『他者とともに生きる――民法から見た外国法――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20090210/1234275536
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- 佐伯胖・湯浅良雄編『教育におけるコンピュータ利用の新しい方向――「わかちもたれた知能」と学習者共同体の形成――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070210/1171078227