276吉田雅己,浜本由惟ともにU21優勝(卓球ワールドツアー・韓国オープン)

仁川で始まった韓国オープンのU21の男女シングルスで吉田と浜本が優勝した。
男子の決勝は第2シードの吉田が第5シードの町飛鳥に 3-0 (11-6, 11-7, 11-2) と圧倒して優勝した。第3シードの大島祐哉は準々決勝どまりで,シングルスと森薗とのダブルスも初戦敗退だった。
女子はベスト4を日本選手が占め,第4シードの浜本が第3シードの前田美優に 3-2 (9-11, 11-7, 11-5, 5-11, 12-10) と接戦を制して優勝した。第1シードの佐藤瞳と第7シードの宋恵佳がともに3位となった。
男女シングルスはともに本戦2回戦途中まで終了した。男子では第1シードの水谷隼,第8シードの松平健太,第14シードの吉村真晴がランキング下位選手にまさかの1回戦敗退。高木和卓は第5シードのアポロニア(Apolonia Tiago,ポルトガル,WR19)に勝った。2013年1月のオーストリアオープンの準々決勝で張継科に勝って以来久し振りの快挙である。世界ランキングを一気に20位に挙げたばかりだった吉村は丹羽とのダブルスを棄権した。
女子シングルスの2回戦で第1シードの石川佳純が早々と姿を消した。5月のクロアチアザグレブ)オープンで優勝した韓国の左腕の若手チェ・ヒョジュ(Choi Hyojoo)に 0-4 と零封された。
今大会は MERS 感染症対応のため,中国を筆頭にカナダ,コンゴチェコデンマーク,ドイツ(一部選手),香港,インド(一部選手),ポルトガル(一部選手),ロシア,シンガポール,台湾がエントリーをキャンセルした。さながら日韓戦のようになっている。