471ミウ,史上最年少優勝(卓球女子ワールドカップ)

Seamaster の冠大会の卓球女子ワールドカップアメリカ・フィラデルフィア,10月7日〜9日)の準決勝で第5シードの平野美宇(WR17)は第1シードのシンガポールの馮天薇(FENG Tianwei,WR6)に 4-2 (3-11, 11-6, 7-11, 13-11, 11-9, 15-13) と逆転し,決勝で第2シードの台湾の鄭怡静(CHENG I-Ching,WR8)に 4-0 (11-9, 11-5, 11-4, 11-8) と圧勝し,卓球女子ワールドカップ史上最年少(16歳)優勝を果たすとともに,20回目にして初めて中国選手以外の優勝となった。
準決勝の対馮戦が山場だった。1-2 とリードされた第4ゲーム 5-10 から連続6ポイントで追い上げ2度目のゲームポイントでこのゲームを取った。バックハンドのブロックとドライブ,さらには強化されたフォアハンドで馮に逆転勝ちした。
決勝は中盤での攻撃を得意とする鄭に対し,先手をとって圧倒した。
中国選手不在とはいえ,世界ランキング上位の伊藤,馮,鄭を破っての優勝はすばらしい。バックはいいがフォアが弱いと言われてきた平野がポスト・オリンピックの最初のビッグイベントで偉業を成し遂げた。