大学における教育内容・方法の改善等の実施状況についての調査報告が公表されている(→http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/daigaku/04052801/1398426.htm)。
継続的な進展が見られた事項として,シラバスの内容を担当教員以外が検討・修正する機会を設定している大学数,初年次教育でプレゼンテーションやディスカッション等の口頭発表の技法を身に付けるためのプログラムを実施している大学数,シラバスで準備学修に関する具体的な指示を記載している大学数,GPA制度を導入している大学数,学生の学修時間や学修行動の把握を行っている大学数を挙げている。
近年進展が見られた事項として,講義にナンバリングを実施している大学数,カリキュラムマップ・カリキュラムチャートを活用している大学数,FDとしてアクティブ・ラーニングを推進するためのワークショップまたは授業検討会を行っている大学数を挙げている。
課題としては,卒業認定・学位授与の方針,教育課程編成・実施の方針,入学者受入れの方針,教職員の質の向上を指摘している。
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