チャレンジ大会のベラルーシオープン（ミンスク，10月30〜11月3日）で，女子シングルスで早田ひな，女子ダブルスで大藤沙月・芝田沙季ペアがともに優勝した。早田はツアー大会7回目，大藤・芝田ペアは同5回目の優勝となった。男子シングルスでは宇田幸矢，同ダブルスでは篠塚大登・曽根翔ペアがともに準優勝だった。
芝田に次ぐ第2シードだった早田は順調に勝ち進み，準決勝では橋本帆乃香に 4-2 (9-11, 11-4, 11-4, 11-8, 11-13, 11-9) で振り切った。第5ゲームでマッチポイントを握られながら逆転した橋本の粘りは見事だった。第6ゲームも最後までシーソーゲームだった。
早田は続く決勝では中国の范思琦（FAN Siqi）に 4-2 (8-11, 11-9, 11-8, 11-5, 7-11, 13-11) と要所での強打で逃げ切った。早田， 范ともサーブの切れがよく，最後はレシーブの精度が試合を決めた。早田は結果的にフルゲームマッチがなく強さを発揮した。
男子シングルス優勝はフランスのレベッソン（LEBESSON Emmanuel）は2016年のヨーロッパチャンピオンになったことがある31歳のベテラン選手。チャレンジ大会で最初に優勝したフランス選手となり，自身でもワールドツアー初優勝である。宇田は連続3ゲームのジュースをとっていればまったく逆の展開になっただけに惜しい準優勝だった。
-itTV→https://tv.ittf.com
-ITTF→https://www.ittf.com/tournament/5026/2019/ittf-challenge-belarus-open/#information
-JTTA→http://www.jtta.or.jp/tournament/tabid/125/rptid/504/Default.aspx
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