12日から始まる卓球ワールドツアー・ファイナル（中国・鄭州，12日〜15日）でビデオ判定（Table Tennis Review）が導入される。エッジやサービスのネットなどプレイヤーからの申し出によってビデオ判定が認められる。一試合2回まででビデオ判定によって審判の判断が誤っている場合は繰り越される。テニスやバドミントンなどではすでに導入されていて内容はほぼ同じである。
先行のワールドツアー大会ではこのシステムの試行があり，今年の最後の国際大会となるワールドツアー・ファイナルから実施となった。今年4月の世界選手権の女子ダブルス決勝の早田・伊藤ペア対孫穎莎（SUN Yingsha）・王曼ユ（「日」の下に「立」，WANG Manyu）ペアの第5ゲーム9-9からの審判のレット判定があった（→https://akamac.hatenablog.com/entry/2019/04/29/224346）。この時にビデオ判定が導入されていれば早田・伊藤ペアが優勝していたかもしれない。
詳しくはITTFが公表している（英文→https://ittf.cdnomega.com/eu/2019/12/TTR_ITTF_2019_11.pdf）。
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