189図書館は情報収集拠点

日経新聞文化欄の署名記事(松岡資明「図書館,地域の情報拠点に」,2009年2月14日付け)が目に入った。「図書館が変わり始めている」として,起業支援や農業経営を手助けする公共図書館を紹介している。
紹介されているのは,以下の図書館だ。

記事では,全国に3千を超える公共図書館があること,これまで毎年30から40前後が新設されていたが,08年は半分以下になっていること,図書館のリファレンス機能(貸出冊数が指標)だけでなく情報収集拠点でもあることなどを指摘している。
「情報収集拠点」とは,さきに紹介した「「図書館」か「アイデアの倉庫」か」(→https://akamac.hatenablog.com/entry/20081213/1229161512)の「アイデアの倉庫」に通じる。本の貸し借りをもっぱらにする図書館は,大学附属図書館もふくめて見直されていい。