書誌情報:本の泉社,240頁,本体価格1,000円,2010年1月20日発行
- 作者:『季論21』編集委員会
- 発売日: 2010/01/01
- メディア: 単行本
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特集と小特集に惹かれ,初めて購入した(2010年冬,第7号)。
- 特集 日本近代と「坂の上の雲」
- 小特集 大学で人は育つか
坂雲と司馬,法人化以後の国立大学,立命館大学,それぞれへの批判的論稿だ。坂雲・司馬への言及は,中村政則本(中村政則著『『坂の上の雲』と司馬史観』→http://d.hatena.ne.jp/akamac/20090920/1253432925)と重なるところが多い。国立大学論は法人化以後の問題点の指摘にとどまることなく,高等教育への目配りがある。
立命館大学論は,拡大路線の光と影を論じ,批判的視点とともに「民主的刷新」の可能性を冷静に分析していた。
- 1年前のエントリー
- マルクスの「資本主義」用語→https://akamac.hatenablog.com/entry/20090304/1236160662
- 《一言自省録》このエントリーも重田本に全面依拠しており,オリジナリティはない。
- マルクスの「資本主義」用語→https://akamac.hatenablog.com/entry/20090304/1236160662
- 2年前のエントリ
- ピエール・ブルデュー著(丸山茂・小島宏・須田文明訳)『結婚戦略――家族と階級の再生産――』→ https://akamac.hatenablog.com/entry/20080304/1204625206
- 大学犬はなちゃんの日常(その51)→https://akamac.hatenablog.com/entry/20080304/1204625207
- 《一言自省録》はなちゃんには結婚歴がある(らしい)。
- 3年前のエントリー
- 歌田明弘著『インターネットは未来を変えるか?――科学技術を読み解く――』・『インターネットは未来を変える?――現代社会を読み解 く――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070304/1172990137
- 《一言自省録》歌田さんにはその後お会いする機会はないが,ネットでは発信し続けており,元気で活躍されている。
- 歌田明弘著『インターネットは未来を変えるか?――科学技術を読み解く――』・『インターネットは未来を変える?――現代社会を読み解 く――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070304/1172990137